きっかけは

舞台の上でキラキラ輝く人を尊敬している人間による雑記

【SZ】佐藤勝利『おなじ空の下』考察

先日発売されたSexyZone5枚目のシングル『バィバィDuバィ~See you again~』の初回限定盤Sに収録されているのがセクゾの0番佐藤勝利くんのソロ曲『おなじ空の下』。

新幹線座れなくて暇なので考察、というより感想文をポチポチと。

今年のツアーで本曲が初披露されて以来「右が左でwwwww左が右wwwww」と大量の草を生やされ続けてきたこの曲ですが、私は結構いい詞だと思うんですよねー(歌は置いておいて)

 

この曲はファンの皆様はご存知の通り、佐藤勝利くんご本人による作詞で、勝利くん作詞曲は『キミのため ボクがいる』『きみを離さない きみを離れない』に次ぐ三曲目です。

ちなみに作曲はセクゾンの『silver moon』でおなじみ川口進さん。放課後ティータイムなどアニソンにもいくつか楽曲を提供してくださっているので声優ヲタの私にもとてもお馴染みの川口進さんです。なので曲もとっても素敵です!

 

さて、勝利くん作詞三曲目の本曲、まず気になったのは曲のテーマと二人称です。

これまでの二曲はタイトルにも入っている通り、「君」と呼ばれる彼女に送るラブソング、「君」と呼ばれる彼女?友達?に送るエールソングでしたが、今回は「あなた」と呼ばれるひとに送るエールソング(『キミのため ボクがいる』もエールソングですが、本曲は全く彼女要素(LOVE)がない、純粋なエールソングであることが違いかしら)。

 

詞の内容としては、

僕と「あなた」は別々の道を選んで進むことになったけど、それぞれの道を前に進んで行って、ふと振り返ってみれば、右か左かと悩んでたのがおかしいくらい、どちらに進んでも自分の大きな目標のために歩んでいるはず。だから自分の決めた道を信じて。僕も「あなた」が選んだ道が正しいと信じてる。

僕は「あなた」と今は 別々の道を歩んでいるけれど、いつか同じ道をまた歩む気がしている、おなじ目標に向かっているのだから。

みたいな感じで私は解釈しています。

草生やされまくった

僕らは前に進まなきゃ

そこから振り返ってごらん

右が左で 左が右になるね

 

というフレーズ、私はむしろお気に入りです。

進むべき道を迷うことは多いけれど、これと決めて進んでみると、結局どちらの道を選んでも、自分がやりたいこと、なりたい最終目標の為に手段が異なるだけで、同じくらい頑張ってる自分がいることに気付くでしょ?みたいな。左でも右でも結局一つの大きな目標に向かって歩いてるんだぜ、的な。素敵です、勝利くん。かっこいい。

 

それで気になるのが「あなた」って一体誰なのよ⁉︎ということで。

 

ふまけんと違って勝利くんは各雑誌でも全然自分の曲について語らないので(むしろ秘密にしてる節がある)、解釈が難しいですが、この「あなた」は同じ大スターという目標に向かって頑張る仲間でありライバルであるジャニーズの誰か、特に聡マリちゃん?と妄想。

この曲が発表された頃って、いわゆる聡マリ格差が明確化されてきた頃でヲタサイドも不安で渦巻いていたけれど、それよりも当事者のセクゾンちゃんたちの方がよっぽどこの先このグループはどうなっていくのか、不安だったんじゃないかなあと思うのです。

もしかしたら聡マリちゃんと違う道を進むことになるかもしれないとか匂わせられてたなら、彼らに向けて「進む道が違っても目指すものは一緒だし互いに頑張ろう」という意味を込めて作詞したのかなぁ、だから曲について全然語らないのかなぁ、とか思ったり。

 

そう思い始めると「この世界に悲しい涙はもういらない」とかもファンの涙⁉︎とか考えすぎちゃうのですが、

とはいえ詞の内容的には違う道を歩むと決めたのは「あなた」本人なんですよね。

聡マリちゃんはどちらかというと本人は嫌だけどオトナたちの判断で違う道を歩まさせられそうになってるから、少し違うかなぁと。

なので、途中でJr.辞めた子に宛ててるのかなぁ、とか考えたんですけど、勝利くんの仲良さそうなJr.の子で辞めたことかいないしなぁ…

 

結局勝利くんが誰のことを思って書いた詞なのかは不明瞭なのですが、とにかくこの曲は草を生やすようなトンチキ曲では無いんだよ!ということを伝えたかった。

勝利くんがいつかこの曲について詳しく語ってくれる日が来るのを期待しています。